どうも夜勤パパです。
今日は初めてのスキレット、『LODGEスキレット10-1/4インチ』をレビューします。
かなり人を選ぶ調理器具と思うので、購入を検討されるかたの参考になれば幸いです。
重いけど、使いこなせれば一生の相棒!!
スキレットとは?
スキレットは鉄鍋・鉄フライパンの一種で鋳鉄(鉄を高温でドロドロに溶かしたものを型に流し込んでつくったもの)に分類されます。
一時期、『ニトスキ』が話題になりましたね。
特徴としては、熱の伝わり方が穏やか(熱伝導)、かつ熱を蓄える力(蓄熱)が高い点です。
例えば、肉厚なハンバーグを焼いた場合、熱伝導の良さを利用して表面を焦がすことなく、きれいに火をを通すことができます。
蓄熱もいいので、余熱調理も可能です。
そこで今回私が購入したのはアメリカの老舗鋳鉄メーカー『ロッジ』!!
『スキレットといえばロッジ』と言わしめるほどの知名度を誇ります。
我が家は4人家族なので、10-1/4インチ(26cmサイズ)と対応する蓋も購入しました。
さすがにこれ以上のサイズは私には重すぎました・・・
気になるシーズニングは?
ロッジのスキレットはシーズニング(油ならし)済みです!
そうは言っても、工場出荷時の汚れが付いていたり特有の鉄臭さがありますので ひと手間かけてあげる必要があります。
今回私が試したのはこちらの内容。
①食器用洗剤とタワシでゴシゴシ洗う
②コンロにかけて水分を飛ばす
③サラダ油を塗る
④野菜くずを炒めて鉄臭さを取る
鉄フライパンのように、シリコンを焼き切る必要がなかったので前処理としては楽でした。
しいていえば鉄臭さがなかなか抜けず、そこだけ苦労しました。
メリット
所有する中尾アルミの『キングパン26cm』と比較していきます。
①う、うまい・・・
コイツで作った餃子が本当に美味い!見た目も、博多の鉄鍋餃子みたいでテンション上がります!
実は蓋にも美味しさの秘密があるんです。
蓋の内側には丸い突起があって、調理中気化した旨味成分が、丸い突起部分で水滴となって、再び旨味のシャワーとして食材に降り注ぐ効果があるんです。
スキレットを買うときは蓋も併せて買ってほしい!
②フライパン面積が広い
キングパン然り、一般的な鉄フライパンはすぼんだ形状をしているため、表記サイズほどの調理面積がないんですよね。
早い話、26cmと表記されていても24cmほどの面積しかないってこと!
ロッジのスキレットは表記通りの調理面積があるので、餃子やハンバーグを一度にたくさん焼けるようになりました。
③シーズニング不要
先にも書きましたがすでにシーズニングされているのはありがたいですね。
デメリット
①取っ手は熱くて持てない
一般的な鉄フライパンは、熱が伝わらないよう柄が長くなっています。
スキレットは熱伝導がいい上に柄は一体型で短く、調理中はまず持てません。
ハンドルカバーを買うか、タオルでぐるぐる巻き必須!
②かなり重たい・・・
重量約2.5kgとかなりの重さです。基本は静置状態で『焼き』に特化した調理器具ですね。
蓋も鋳鉄なので約1.8kgあります。合わせた状態だと4.3kgという超重量級。
ハンバーグを作る際、スキレットに残った肉汁でソースを作ったのですが、スキレット片手にソースを盛り付けるのは大変でした。
スキレット購入時は、自分で扱える重量か確認することが重要ですね。
頻繁に中身を移し替えたりする操作は不向き・・・
③錆にはご注意
お手入れをサボったり、湿気の高いところに置きっぱなしにしていると錆びやすいかも。
総評
私も鉄フライパンユーザーですが、購入当初はあまりの重さに使いこなせるか不安になりました。
確かに重いし、取っ手は熱いしデメリットも多いのですが、一度スキレットで作った餃子を食べしてしまうともう戻れませんね。
スキレットに興味がある方は、扱いやすい小さなサイズから初めてみるのも手ではないでしょうか?
ぜひ冷凍餃子でも良いのでスキレットで作ってみて下さい!
おしまい
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